579713467


    1: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/26(月) 21:54:01.06 ID:1takqvdx0

    仲居(神奈川県) 投稿日:2010/08/29(日) 22:15:52.10 ID:B9sTwHC/0
    むかーしテレ●ラでアポった女が見るからにメンヘラで、
    ごめんなさいして車で帰ろうとしたら
    すごい形相で「なんでよ!」っていいながら窓から手を突っ込んできて掴まれた
    怖くなって急いで車出したけど、女は窓にしがみついて離れず、
    待てやぁぁ!とかいいながらひきずられてる
    ますます怖くなって思い切りアクセル踏んでドリフト気味に交差点を曲がったら、
    ポーン!と飛んで道の向こう側の畑を
    ゴロゴロ転がって行った
    もう西部警察みたいだったけど、死んでないよな?

    349 名前: メンヘラ(神奈川県) 投稿日:2010/08/29(日) 22:18:55.73 ID:Dl5D0qA90
    >>348 8年くらい前か?

    351 名前: 仲居(神奈川県) 投稿日:2010/08/29(日) 22:23:39.84 ID:B9sTwHC/0
    [4/5]
    >>349 そのくらい。平塚の田舎の方
    つかお前の名前怖すぎだろw

    360 名前: メンヘラ(神奈川県) 投稿日:2010/08/29(日) 22:41:12.99 ID:Dl5D0qA90
    [3/3]
    >>351 車 は ワ ン ボ ッ ク ス か

    367 名前: 仲居(神奈川県) 投稿日:2010/08/29(日) 22:55:59.29 ID:B9sTwHC/0
    [5/5]
    >>360 もうやめて




    3: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/26(月) 22:05:12.36 ID:1takqvdx0

    数年前、チャットで仲のいい2人と毎晩のように喋ってた。1人はA子。ノリがすごくいい。
    笑いのセンスもあってボイスチャットでいっつも爆笑の渦。もう1人はB子。おとないしくしっかりした感じの子。
    ある日。その日も3人で他愛もない話で盛り上がっていた。
    A子のある意味暴走してる下ネタでB子も苦笑しながらも和気あいあいと談笑。
    それから数日後、とある事情でA子の家に1人で泊まりがけで遊びに行くことになった。
    女の家に泊まりがけ。それだけ聞けば最高だが、俺は全くもって行きたくなかった。
    なぜならA子は重度のメンヘラだったから。どうしても行かないといけなかった理由は割愛。
    部屋に入ったとたん、その異様な雰囲気にたじろいだ。
    部屋にはミッフィーやキティの人形で溢れかえっており真っピンク。
    床は男でもってここまで散らかさないだろうというほど散らかっていて、色んなところにナイフやらメスやら注射器やら訳わからん薬が転がっていた。
    一泊して朝。起きると布団が血まみれ。予想に違わずA子の腕からのものだった。
    一刻もはやく逃げ出さないとやばい。
    そう感じた俺は取ってつけたような理由で予定より早く帰った。(ほんとは二泊する予定だった)帰りの電車の中ではずっと混乱しててとにかく早くだれかに聞いてほしかった。
    帰りついてパソコンを立ち上げて、自動で起動するメッセンジャーを見る。
    インしてる友達はB子1人だった。動揺していたが冷静になり、冗談混じりでB子に事の顛末を伝えた。
    「A子の家言ったらさあ、さんざんだったよw適当な嘘ついて逃げるように帰ってきたw」
    B子「うわ~最悪だね」
    「でしょ~。参ったよ」
    B子「うん、ほんと最悪。最低だねアンタ」
    「え?」
    普段アンタとか言わないしとにかく意味が分からなかった。もしかしてB子もメンヘラーだったのか?やっちゃったな~くらいにしか思わず。
    とその瞬間A子がインした。俺がドキッとしたと同時にすかさずウィンドウが開き、
    A子「ふ~ん」
    B子「アンタ」
    A子「逃げるように」
    B子「帰ったんだ」




    9: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 01:19:25.23 ID:jDT/7tDo0

    >>3
    これはこわい



    4: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/26(月) 23:19:11.39 ID:47SXVz4z0

    こういうネット絡みのもっとください!









    13: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 02:15:13.76 ID:2T1K4Fqo0

    長くなるけど、スマソ

    「四階のトイレ」
    とある結婚式場はホテルと一体になっていて、一階はフロント、二階は式用の美容院や衣装室が並び、三階が式場となっていた。不思議なのは、何故か四階は使用しておらず、五階からホテルの部屋が続いていた。

    ある女性が休憩で式場から出ると、トイレには沢山の人が並んでいた。その光景にうんざりしていると、彼女の眼には階段が目に入った。上の階は四階。薄暗くなっている為、人も少ないだろう。彼女はそう思い、四階へ上がった。

    四階へ上がると、電気は全くついておらず、廊下に非常灯がぽつん、ぽつんとついているだけだった。薄暗い中、廊下の奥には紳士と婦人のマークが見えた。彼女はトイレに急いだ。

    トイレは幸い、電気がついた。大理石の床がトイレを明るく反射する。彼女は特に意味も無く、4つある個室の奥から二番目を選んだ。



    14: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 02:18:02.31 ID:2T1K4Fqo0

    彼女が個室に入っていると、コツン、コツン、と足音が聞こえた。
    「私と同様、下の階から逃げてきたのだろう。」
    そうも思ったが、何か外の人の様子がおかしい・・・
    手前の個室から、コンコン、とノックしてから扉を開き、
    「・・・ない。」
    と言って、扉を閉めるのだ。外の人は何をしているのだろうか、と彼女が考えていると、次は隣の扉がノックされた。
    「・・・ない。」
    またそう言うと、外の女性は扉を閉めた。

    次にノックされたのは自分の個室だ。外の人物は扉を開こうとするが、鍵を閉めているので当然開かない。仕方ないため、彼女は外の人物にノックを仕返した。

    すると、失礼な事に、外の女性は話しかけてきたのだ。
    「・・・すみません。」
    個室の中の人間に話しかけるとは、何と常識の無い人だろうか。彼女はイラつきながら答えた。
    「なんですか?」
    「・・・指輪はありませんか?」
    そう聞かれ、周りを見てみたが、そんな物は無かった。
    「指輪⁉ありませんよ‼」

    「・・・ほんとうですか?」
    彼女から返事がきたが、その返事は足元から聞こえた。



    15: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 02:19:40.92 ID:2T1K4Fqo0

    外の人物は、扉と床の隙間からこちらを覗こうとして、答えていたのだ。外の女の黒髪が扉の隙間から見える。

    彼女は、外の人物が普通では無い事に気付き、もう返事をしない事にした。

    しばらく無視をすると、

    ガチャガチャ

    と、扉を無理に開けようと外の人物が激しく扉を開こうとする。

    ガチャガチャガチャガチャガチャガチャ

    彼女は怖くなり、
    「やめて‼」
    と、叫んでいた。すると、

    ・・・

    音はピタリと止んで、コツ、コツと外に向って足音が進んだ。彼女は自分が助かったと思った。

    その瞬間、トイレの電気が消え、真っ暗になった。

    彼女は暗闇の中、自分の個室の上の方で、ガタガタと音がするのが聞こえた。

    どうしよう。

    もう逃げれない。



    21: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 11:21:50.11 ID:041vBwL80

    厨房のころ、親に塾に通わされてたんだけど、ある日雨が降ったんだ。

    行きはチャリだったけど、結構強い雨だからお母さんに迎えに来てもらった。

    で、ウチ(マンション)についたんだけど、お母さんが車の中で電話してて、一向に降りてこないから

    一階の自動ドアの前でずっと待ってたんだよ。でも痺れを切らした俺は、

    「お母さん!」とちょっと怒ったようにして言ったら、後ろから

    「はい」

    って聞こえたんだ。お母さんは俺の前にいるんだから後ろから声が聞こえるはずがない。そう思った俺は

    「は?だれだ?」と振り返った。でも誰もいなかった。

    「え!?」と驚いたけど、なんかの聞き間違いだろう。と思ってまた

    「おかあさん!まだ!?」と言った。そしたらまた、「はい」って後ろから聞こえたんだよ。



    22: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 11:26:10.68 ID:041vBwL80

    バッ!って後ろを振り返っても誰もいない。俺「こええええええええ!!!!!」って思ったけど、

    何て言うんだろ?怖いもの見たさでその後ろを向いて、ちっさな声で

    「おかあさん…?」って言ったんだよ。

    そしたらさっきより大きな声で「はい!」って返してこられた。でも、姿は見えない。

    俺ホントに怖くなって、車に駆けてってお母さんに「早く戻ろうよ!」って言って、自分の部屋に戻った。



    23: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 11:30:46.01 ID:041vBwL80

    これ、一年前の話なんだけど。

    ここまでだったら不思議な体験したなーで終わってたんだけどさ、

    昨日家に帰って、「お母さんいるー?」って聞いたら、リビングの方から声が聞こえたんだって、

    だから俺はいるもんだと思って「今日の飯何?」ってリビングを覗いて言ったら、誰もいなかったんだよね。






















    俺今家に一人なんだ。誰か助けてくんない?



    29: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 14:17:01.29 ID:Rvgkt8ZL0

    6 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/24(土) 00:44:14.53 ID:DBGeFmKA0

    漏れにはちょっと変な趣味があった。
    その趣味って言うのが、夜中になると家の屋上に出てそこから双眼鏡で自分の住んでいる街を観察すること。
    いつもとは違う、静まり返った街を観察するのが楽しい。
    遠くに見えるおおきな給水タンクとか、
    酔っ払いを乗せて坂道を登っていくタクシーとか、
    ぽつんと佇むまぶしい自動販売機なんかを見ていると妙にワクワクしてくる。

    漏れの家の西側には長い坂道があって、それがまっすぐ漏れの家の方に向って下ってくる。
    だから屋上から西側に目をやれば、その坂道の全体を正面から視界に納めることができるようになってるわけね。
    その坂道の脇に設置されてる自動販売機を双眼鏡で見ながら「あ、大きな蛾が飛んでるな~」なんて思っていたら、
    坂道の一番上のほうから物凄い勢いで下ってくる奴がいた。
    「なんだ?」と思って双眼鏡で見てみたら全裸でガリガリに痩せた子供みたいな奴が、
    満面の笑みを浮かべながらこっちに手を振りつつ、猛スピードで走ってくる。
    奴はあきらかにこっちの存在に気付いているし、漏れと目も合いっぱなし。
    ちょっとの間、あっけに取られて呆然と眺めていたけど、
    なんだか凄くヤバイことになりそうな気がして、急いで階段を下りて家の中に逃げ込んだ。



    30: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 14:17:47.05 ID:Rvgkt8ZL0

    8 :以下、名無しにかわりましてVIPがお送りします:2009/01/24(土) 00:44:57.92 ID:DBGeFmKA0

    ドアを閉めて、鍵をかけて「うわーどうしようどうしよう、なんだよあれ!!」って怯えていたら、
    ズダダダダダダッって屋上への階段を上る音が。明らかに漏れを探してる。
    「凄いやばいことになっちゃったよ、どうしよう、まじで、なんだよあれ」って心の中でつぶやきながら、
    声を潜めて物音を立てないように、リビングの真中でアイロン(武器)を両手で握って構えてた。
    しばらくしたら、今度は階段をズダダダダッって下りる音。
    もう、バカになりそうなくらいガタガタ震えていたら、
    ドアをダンダンダンダンダンダン!!って叩いて、チャイムをピンポンピンポン!ピポポン!ピポン!!と鳴らしてくる。
    「ウッ、ンーッ!ウッ、ンーッ!」って感じで、奴のうめき声も聴こえる。
    心臓が一瞬とまって、物凄い勢い脈打ち始めた。
    さらにガクガク震えながら息を潜めていると、
    数十秒くらいでノックもチャイムもうめき声止んで、元の静かな状態に……。
    それでも当然、緊張が解けるわけがなく、日が昇るまでアイロンを構えて硬直していた。
    あいつはいったい何者だったんだ。
    もう二度と夜中に双眼鏡なんか覗かない。



    33: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 14:48:44.98 ID:041vBwL80

    ある有名な心霊スポットへ、深夜に車で行ってみたんですって。
    トンネルを抜けると、そこが有名な心霊スポット。
    と、そこに目の前にふっと女の人の白い影が。

    あ! と思って、慌ててブレーキを踏んで、降りてみたところ、
    そこに人影はなく、目の前は崖。

    なんでもガードレールが壊れていて、ブレーキを踏んでなかったら
    落ちてしまっていたかもしれないということです。

    「あの幽霊は助けてくれたんだ」

    そう思って、そこで手を合わせ、お祈りして帰路についたそうです。
    トンネルを引き返す途中、ふとミラーを見ると、後部座席に、先ほど、
    目の前を横切った女の人の姿が……。

    その女の人は、こう呟いたそうです。
    「死ねばよかったのに」
    「いや、でもホント助かったよ。ありがと」
    「ば……ばかっ、あんたなんか死んじゃえばよかったのよ!」
    「お礼しないとな。また来週きてもいいかな」
    「ダ、ダメっ! また落ちそうになったら危なあわゎ///」

    翌週、なんか弁当用意して待っててくれました。
    作りすぎただけで、決して僕のために用意したんじゃないそうです。




    34: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 14:49:51.32 ID:sQV+RGg8P

    途中トイレに立ったおかんが戻って来たんだが
    なんだが険しい顔をしてる。
    「どうした?」
    「ん~…」
    「何かあった?」
    「…トイレ入ってたら…いきなり『助けてー!!!』って女の子が叫びながら入ってきて…」
    「は?」
    「開けても誰も居なくて…」



    36: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 14:59:50.87 ID:sQV+RGg8P

    「なんか心配だからちょっと行ってくる!!」
    「いやいやいやちょっと待て…」
    霊と会った場所に戻ってはいけない、気になるのは霊に引っ張られてるからだって
    どっかで聞いたのを思い出して引きとめたんだけど、振り払って行ってしまったおかん。



    37: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 15:05:07.18 ID:sQV+RGg8P

    『大丈夫だからちょっと行ってくる』ってあんまりにも言うもんだから、
    妙にこっちも納得しちゃったんだけど、よく考えたら大丈夫じゃないよなって気がついてw
    おかんの会社の人達にも手伝ってもらって、おかんを捜した。



    38: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 15:26:00.54 ID:sQV+RGg8P

    カラオケ屋のどこにも居なくて、もしかしてと思って外に出た。
    カラオケの隣には焼肉屋の他に、噴水がある公園があってそこに居たんだ。
    足元おぼつかない様子で、横にフラフラ揺れながら、隅に植えられてる
    一本の木に歩み寄って、その木に抱きつくみたいにうずくまったんだ。



    39: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 15:32:41.56 ID:sQV+RGg8P

    「ここに居るの…」
    「若くして死んじゃったんだって…」
    泣きながらうわ言みたいにそう言って、帰ろうって言っても「ここに居る」の一点張り。
    なんとか宥めて、車に入ってた線香焚いて、手を合わせて、ようやくおかんを車に乗せた。
    それでもまだうわ言みたいなの言い続けてて、とにかくここから離れなきゃって思って
    帰ろうとしたんだ。



    40: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 15:40:42.74 ID:sQV+RGg8P

    会社の人に運転してもらって家に帰ってる最中おかんが言うんだ。
    やっぱりうわ言みたいに
    「……付いてくる」
    って。
    何度も何度も繰り返してたのに、突然静かになって。
    「早く帰って布団で寝よう」って、そんな事言った後だった気がする。



    42: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 15:59:47.69 ID:sQV+RGg8P

    「…ほーはっちょのいえ…?」
    「ほーはっちょ…ほーはっちょ…」

    意味が全然わかんなくてテンパってたんだけど、たぶんおかんは憑かれてた。
    送ってくれた人がいろいろと対応してくれて、無事いつものおかんに戻ったんだけど…
    後から聞いたら『ほーはっちょ』って、方八町(ほうはっちょう)っていう地名で
    カラオケ屋から10キロくらい離れた場所だったんだ。



    43: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 16:03:33.09 ID:sQV+RGg8P

    方八町で何があったのかなんて知らないし調べてもいないけど
    その日はとにかく怖くて、おかんが無事寝たのを見届けてから
    友達の家に逃げ込んだ。
    連れ帰った霊が家のそこらへんに居るかもしれない中で寝られるか…。

    駄文スマン。



    44: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 16:10:42.32 ID:Go/eVPi40

    >>43
    興味深かった
    かーちゃんはその後なんともないの?



    47: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 17:17:35.89 ID:sQV+RGg8P

    >>44-46
    駄文に付き合ってくれてありがとな
    最近また憑かれてすっげぇ怖い思いしたw
    そしてまた逃げたww
    前の家がどうやらやばかったらしい…
    オイラチキンなんだ…orz零感だがめっちゃ臆病w



    45: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 16:20:48.64 ID:Ts1Vsfar0

    >>43
    おつおつ
    かあちゃん捨てて逃げんなwwww



    48: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 18:10:04.70 ID:uk9/6Pwa0

    一応、万が一のためのお守りの作り方↓ (ホントに効果あるのかわからないけど)

    「米と塩のお守り」
    ・アナタの年齢に一粒足した米粒と塩を混ぜ合わせます。
    誰もが簡単に作る事ができるお守りとなっています。
    効果覿面なので、是非持ち歩くようにしてください。

    サイト⇒ http://matsumotosinrei.chimanako.net/jorei.html



    56: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 01:36:32.71 ID:IabZa6zf0

    赤い日記帳

    Mはある女子大の寮に住む女子大生だった。彼女が住む寮は2人一部屋になっていて、真ん中の兼用スペースと、吹き抜けになった自室が二つ付いている形である。

    当然、真ん中の兼用スペースからは相部屋の人間の自室は丸見えである。しかし、相部屋の人間のプライバシーは決して破らないという事は寮の人間の中で決められていた。彼女の相部屋は雪子という女だった。

    雪子は、特別美しい訳ではなかったが、長い黒髪のおとなしい女で、皆で談笑しているときに、隅で静かに微笑んでいるのがMの中での彼女のイメージだった。



    57: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 01:41:25.03 ID:IabZa6zf0

    ある日、Mが部屋に帰ってくると、雪子はいなかった。

    「雪子~!いないの~?」

    彼女はそういって吹き抜けの兼用スペースから雪子の部屋を見た。すると、彼女の自室の机の上に、赤い本があった。

    「なんだろ?あんなのあったっけ?」

    Mは、雪子の事をほぼ何も知らなかった。仲が悪い訳ではないのだが、雪子は自分の事を一切話さない。相部屋のMですら、彼女の出身地を知らない始末である。相部屋の人間として、またMの性格もあってか、彼女は雪子の素性に凄く興味があった。

    赤い本を見つけると、吹き抜けスペースから身を乗り出し、Mは本を手に取った。彼女は雪子の事を知りたいあまり、掟を破ってしまったのだ。

    「んー・・・、これは日記帳かぁ。」

    彼女はその本を観察した。ルーズリーフ式の分厚い本で、赤い表紙には日記帳と書いてある。

    Mはその時、凄く悩んだ。人間としても、寮の事を考えても悪い事をしているのは間違いない。

    しかし、それでも彼女の事をどうしても知りたかった。彼女は謎が多すぎるのだ。Mはついに日記帳を開いてしまった。彼女は沢山あるページの中でも、最近のページを見る事にした。



    58: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 01:44:06.31 ID:IabZa6zf0

    そこには、こんな事が書かれていた。

    『○月△日、実家の店が潰れた。元々経営難であったが、大きな借金が残った。老いた父と母で返しきれる額ではない。
    私が頑張らないと・・・
    でも大丈夫・・・◯◯さえいれば・・・』

    『○月□日、今日の◯◯も素敵だった。今日は丁度食堂にいて、友達に囲まれていた。素敵だな・・・
    私もあの仲間に入りたい・・・でも、それは絶対に許されない事。
    だって私は・・・』

    『○月◉日、私なりにアプローチしているけど、◯◯は全く気付かない。もっと私を見て欲しいのに。気付いてくれないかな・・・』

    『□月△日、借金の金額は予想以上だった。私とて、返しきれるか解らない。少なくとも、◯◯に思いを告げる事は出来なくなった。あはは。』

    『□月◉日、みんな死んじゃえばいいのに』

    『▲月○日、気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて気付いて』

    そこまできて、彼女は赤い日記帳を閉じ、元に戻した。
    「見なきゃよかった・・・」
    すぐに後悔はやってきた。
    だって・・・これ・・・



    59: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 01:50:24.16 ID:IabZa6zf0

    その後、Mは同じ寮生たちと、広間で話していた。消灯の23時までなら、寮内の自由は許されている。そこには雪子もいた。もう、普通の目で雪子を見ることができない。

    その後、しばらく変わらない日常の話を皆でしていた。つまらない、オチも無い話は続くが、Mも少し落ち着いて話に参加できる様になっていた。

    しかし、ある視線が自分に向けられている事に気付いた。

    雪子だった。Mが視線を外すと、彼女は自分をじっと見ているのだ。

    Mが彼女と目を合わすと、静かに微笑んでいる雪子に戻る。しかし、たまに視界に入る彼女は恐ろしい表情でこちらをみている。



    60: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 01:54:16.00 ID:IabZa6zf0

    雪子が部屋に帰ったのは21時頃、そして、Mが帰ったのは22時位だった。雪子は談笑の途中で中座したのだ。

    正直、凄まじく気まずかった。日記帳を覗いたのがバレでもしたのか。そうだったとしたら、これからどんな顔をして部屋に入れば良いのか。

    彼女の複雑な心境は、罪悪感よりも勝った。

    ついに部屋の前に着き、ゆっくりと扉を開けた。
    謝ろう。
    まずは謝ろうと思ったのだ。

    ・・・しかし、部屋は真っ暗だった。



    61: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:08:06.87 ID:IabZa6zf0

    「・・・雪子?」
    彼女は部屋にいないのか。
    いや、それはありえない。トイレは室内にあるし、消灯も近い、もう行き場が無い。彼女は絶対に部屋にいる。

    彼女は2人の兼用スペースまでゆっくり歩いた。そこにある電気のスイッチを押そうとしたのだ。

    ・・・が、ドン、と、スイッチの間際で何かにぶつかり、ぴちゃ、と顔に液体がかかった。全く様子が解らないので、取り敢えずスイッチをつけた。

    自分の目の前には足があった。雪子の足である。膝が自分の目線の高さにあった。首を吊って見下ろす雪子の口と目からは、涙と涎がぴちゃ、ぴちゃ、と床に落ちていた。

    Mの悲鳴は寮に響き渡り、すぐに事が発覚した。警察もやって来て、事件を自殺と処理をした。自殺の原因はやはり、実家の借金ではないか、と警察は見通している。しかし、◯◯の話は全く出て来る事はなかった。



    62: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:20:58.05 ID:IabZa6zf0

    Mは寮を出る事となった。精神的なショックが大きく、寮での生活が厳しくなったのだ。

    後日、彼女が自分の部屋を片付けに来たが、あまり作業ははかどらない。彼女はこんな事を考えていた。

    どうして、あの話が出ないのだろう。

    Mはぼーっと雪子の遺品を眺めていた。遺品はたった二つのダンボールに入れてあり、金目の物はすべて持っていかれてしまった。

    しばらくMがダンボールを眺めていると、そのダンボールの隙間から、何か赤い物が見えた。

    日記帳だった。

    彼女はふらふらと歩きながら、ダンボールの中の日記帳を手に取ろうとした。

    しかし、日記帳は予想外に軽かった。よく見ると、殆どページが入っていない。どうやら、雪子は自殺をする前に日記を始末したらしい。

    だが、たった一ページ分だけ、紙が入っていた。Mは日記帳を開き、そのページをみた。そこにはこう書かれていた。



    63: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:21:48.64 ID:IabZa6zf0

    「みたな」







    65: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:26:52.02 ID:y8LS799C0

    >>63
    ラストはあっさりなのね



    71: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:40:41.02 ID:d0d45kC50

    BBA冷え性だから生姜湯作ってきた。

    では書かせていただく!
    たぶん長くなるし書くの遅いけど許して。


    始まりは十年ほど前。
    専門学校を卒業した私は、地元の大きめな企業に就職する。
    そこでKという2歳年下の超絶イケメンと出会う。
    地味で自分にカケラほどの自信もなかった私は当然喪女だった。
    だけどKのあまりの美形オーラに身の程をわきまえず惹かれてしまった。

    とりあえず酒だけは強かった私は、歓迎会で迂闊にも目立ってしまうことになる。



    72: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:51:15.03 ID:d0d45kC50

    同期は5人。男二人、女は私含めて三人。
    みんなわりと飲むほうだったけど、とにかくお酌を全く断らない私におっさん達が群がる。

    そうこうしてるうちに、さすがの私にも限界がくる。
    「すみませんが、ちょっとトイレ行ってきます」と言って席を外そうとすると、
    一番絡んでたおっさんが「吐く気だろう!許さん!」と言って腕を掴んで無理矢理座らせる。
    「いや、吐きませんからw」と、再び立とうとするも、今度は両膝を押さえつけられる。
    (このとき正座ね)

    仕方なく尿意と若干の吐き気を我慢して酒を飲む。



    75: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 02:59:29.13 ID:d0d45kC50

    でもやっぱ無理…と思って、おっさんが別テーブルに酒を取りに行った隙にトイレへと向かったんだ。
    ところがトイレ入口で追いかけてきたおっさんに捕まる。
    もうほんと勘弁してくれよ!!とキレかけたとき、男子トイレのドアが開いた。

    Kだった。おっさんと私を見るなり不機嫌そうな顔になって、
    「○○さん(おっさんね)、またやってんすか」
    そういうと、おっさんと私の間に入り「俺が飲みますから戻りましょう」と言って、
    おっさんを宴会会場へ戻るよう促した。
    当然おっさん抵抗する。
    なんやかんやKがなだめるもおっさん言うこと聞かない。
    で、ついに「じゃあお前フルチンになれ!そしたらこの子許す!」とか言い出す。



    76: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:01:34.96 ID:XQUT0X770

    酒飲むとトイレ近くなる自分にとって、そのおっさんは殺意が湧く


    80: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:12:13.41 ID:d0d45kC50

    ここで重大なことに気付く。
    (しまった、Kはイケメンだった!)←心の声
    イケメンと話したことなど皆無な私は唐突にキョドる。
    しかしそこはイケメン、女性経験の多さから察したのだろう。
    「別に場に居るだけで大丈夫だから。無理して喋んなくていいと思うよ」

    まずい・・・この感じ・・・惚れたかもしれん・・・(心の声)

    ていうか惚れた。身の程知らずゆえに、この先痛い目を見る。



    81: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:21:14.70 ID:d0d45kC50

    前置きが長くて申し訳ない。

    で、なんやかんやで1週間ほど過ぎた頃、ちょっとした騒ぎが起こる。
    もうすぐ終業という時間、フロアの入口がざわついている。
    私は一番奥で仕事してたから、何を話しているのかは聞き取れなかったけど、
    髪の長い女性が社員数人に怒鳴り散らしているようだった。

    ふいにKの名前が耳に飛び込んできた。
    たぶん飲み会の日からKを意識しすぎてて、それだけが聞こえたのだと思う。

    ああ、Kの彼女か、と思った。
    というより、あれだけイケメンなら5又くらいかけてるかな?とかいらんことまで考えてたw



    82: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:29:21.29 ID:d0d45kC50

    結局Kがその女性の前に出ていくことなく騒ぎは収まった。
    でもKと何らかの関係がある女性なのは間違いなかった。

    気になって仕方のない私は、当時の自分としては考えられない行動に出る。
    帰ろうと駐車場に向かうKを追い、我に返ったときには既に呼び止めていた。
    Kは何を訊かれるのか察していたふうだった。
    で、こともなげに「さっきの女のことでしょ?友達だよ」と言った。



    83: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:35:12.34 ID:d0d45kC50

    駐車場で、たぶん十分くらい話した。
    さっきの女性は友達で、でもKのことが好きで、時々会社に押しかけてくるらしい。
    私が見たのは初めてだったけど、以前もあったそうだ。

    ああ、Kはこんな私にも優しいくらいだから、彼女も優しくされて勘違いしちゃったんだなと、
    何故か私は彼女に同情した。
    そして、これ以上Kを好きになっちゃダメだと思った。



    84: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:44:53.00 ID:d0d45kC50

    でも恋愛経験のなかった私は好きな気持ちを抑えられなかった。
    下手なりに化粧もするようになって、服も久しぶりに買って、
    少しでもKに好かれるよう馬鹿みたいに頑張ってみた。

    女性押しかけ事件から数週間経った頃。
    なんとKから声を掛けられる。
    心臓が飛び出そうになるのを必死に歯を食いしばって押さえ込み、
    上ずった声で返事をする。
    するとK。

    「なんで化粧してんの?服も似合わないと思うんだけど」

    どぎゃーんとどっか深くて暗いとこに突き落とされたかんじ・・・
    ショックで何も言えなかった。
    ところがKは「あーうそうそ、そんな似合わなくもないからw」と笑った。

    そのやりとりをきっかけに、Kに悪態を吐かれて私がキレる、みたいな、
    いわゆる異性の友達という関係になる。

    このときが一番幸せだったかもしれん。



    85: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:48:26.85 ID:d0d45kC50

    本当に楽しかった。
    相変わらず好きだったけど、友達の方がいいと思った。
    あの女性のようになるくらいなら。

    そんな有頂天な私に、本当にあの宴会以来初めて、例のおっさんが接近してきた。
    「飲みに行かないか?」と。
    当然私は断る。



    86: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:48:53.15 ID:wDZRpH3n0

    長過ぎるだろ
    無駄なところは省けよ



    87: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:49:50.83 ID:j3SyOzS50

    まあ、そういうな。
    同意だが。



    88: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:52:56.46 ID:d0d45kC50

    断り方は不味くなかったはずだ。
    でも断ったこと自体が不味かった。
    「Kとは仲良くできて俺とはできないってか?お前Kのアソコ見たのか?」

    何を言い出すんだいきなり!と私は慣れない下ネタに絶句する。
    これも良くなかった。肯定したと思われた。



    89: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 03:59:22.00 ID:d0d45kC50

    ごめん、長いよね。
    ちょっとおっさんのイヤラシさ思い出してムキになってもうたスマン。
    これからざっくりいく!


    ここまでで、たぶんまだ6月くらい。
    喪な私にとって激動だったけど、社会人とはこんなもんか~と思ってた。
    でも、知らず知らずに私は引き金を引いてしまっていた。

    フロアの一番奥で仕事してる私の真後ろは窓だった。(一階ね)
    外から声が聞こえるので気になって横目で見てみた。
    件の女性がいた。話してる相手はおっさんだった。
    こっちを見てる気がして半身だけ鳥肌が立った。



    90: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:04:07.06 ID:wDZRpH3n0

    全然ざっくりいってないんだけど


    91: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:06:05.05 ID:d0d45kC50

    その日帰宅しようと車に向かってるとき、おっさんに「自業自得w」と大声で言われた。
    なんのことかと思ってたら、車のフロントガラスにべったり紙が張られていた。

    淫乱とかヤリマンとか、そういう言葉がA3くらいの用紙にびっしり書かれていた。
    いくら鈍くてもわかる、おっさんがあの女性に私の車を教えたんだ。

    その日からほぼ毎日そういうめに遭った。
    下駄箱にゴミとかw中学生かwって笑えなかった。
    でもKには言えなかった。



    92: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:10:51.65 ID:d0d45kC50

    夏になってもおさまらなかった。
    さすがにフロントにべったり貼られたりはしなくなったけど、
    代わりに会社に電話が来る。

    上司なりに相談すれば良かったんだろうけど、おっさんの顔がよぎって出来なかった。
    馬鹿だった。このとき誰でもいいから、ていうかKに言えば良かった。

    秋頃だと思う、遂に家に電話が来た。

    電話は会社も家も無言か、もしくは氏ねの一言だった。



    93: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:19:13.26 ID:d0d45kC50

    Kとは、当然だけどぎくしゃくしてしまっていた。
    おっさんこのやろうと思いながら何もできずにいた。

    で、とにかく親に心配かけちゃだめだと思ってたから、親にももちろん言えず。
    頻繁になってきた電話に不審がってたけど。

    そしてあっという間に、仕事覚えることと電話攻撃に追われて年末。
    忘年会だ。すごく嫌だったけど出ないわけにいかず出席した。
    みんな酒が回ってきたころに、おっさんが私の隣に座った。
    「俺、離婚したんだ。お前のせいね。それ、わかってる?」

    全然わからん。



    94: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:26:01.98 ID:d0d45kC50

    おっさん曰く、私が好きなんだそうだ。
    私もおっさんを好きになるはずだったそうだ。
    Kなんかに遊ばれて捨てられて、あの女のようになる私を見たくないそうだ。

    どうすればそういう思考に陥るのかわからないが、おっさんは真顔だった。
    「Kはあの女と結婚するよ。だから諦めろ」


    どうにかその日はおっさんを振り切って帰宅した。
    後日、おっさんは離婚などしていないことを世間話の中で知る。
    正直ほっとした。

    でも電話は止まなかった。
    無言電話はもしやおっさんかもと思ったけど、やっぱりあの女性だった。



    96: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:34:17.42 ID:d0d45kC50

    どういう経緯か未だにわからないんだけど、
    Kが女性のしていることを知ったようだった。(おっさん経由かなとは思ってる)
    そして女性を責めたらしい。

    ついに女性と電話で会話した。
    Kに言いつけるなんて卑怯だと。
    Kと別れてくれと。
    自分はKのために全て捧げていると。

    会話といっても何十分も女性は一方的に話し続けた。
    話すというか叫ぶに近くて、ところどころ聞き取れなかった。
    受話器から声が漏れるほどだったため、母が心配して隣で聞き耳を立てていた。



    97: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:43:31.78 ID:d0d45kC50

    最後に、
    「別れないのなら(・・・・・・)!!!!」
    と、やっぱり聞き取れなかったけど、すごく不穏なことを叫ばれたと思う。


    2、3日後に自宅に髪の毛が郵送されてきた。
    封筒にぎっしり入った黒い髪と一緒に手紙も入っていた。
    内容は、髪の毛が衝撃すぎてほとんど記憶にないんだけど、
    「私は今20歳だけど」と「血(という文字)」だけ覚えている。

    (当時の)私と同い年じゃんか・・・と思ってなんかすごくショックだった。



    98: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 04:56:57.58 ID:d0d45kC50

    髪の毛が送られてきた日の、たぶん翌日。
    会社で久しぶりにKと話した。
    やっぱり女性を責めていた。
    でも彼女は納得してくれたと言った。
    「俺のせいでごめん。でももう大丈夫だから。あいつもゴメンて言ってたし」

    ここで言わなきゃだめだと思って髪の毛のこと言った。
    そしたらK激怒。なんかさらにやばい気がしたけど後のまつりだった。

    遂に女性が家に来た。



    99: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:01:39.14 ID:d0d45kC50

    普通に友達みたいに来た。
    日曜日だった。
    家に上げるわけにはいかなかったから、ちょっと待ってもらって支度して、
    車に女性を乗せgkbrしながら運転して家を離れた。

    ていうか完全に私、友達扱いされた。
    普通に「ファミレス行く~?」とか言われて従った。
    こんなことあるんか?!とか、殺されるのか?!とか考えて、相当テンパってた。



    100: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:06:53.77 ID:J2c78330O

    何が怖いってBBAの自分語りが止まらねぇのが怖い。


    102: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:10:15.15 ID:d0d45kC50

    ファミレスに入って席についても友達扱い。
    普通に料理注文した。

    そこで今更、彼女の髪が短いことに気が付く。
    やっぱこの人の髪だったんだ、と思った瞬間さらに恐怖が増した。

    友達トークを繰り広げる彼女の言葉など耳に入らず、私は唐突に質問した。
    「どうしてこんなことするんですか?」
    彼女の顔が一気に曇って笑顔が消えた。
    やばいと思ったけどもう引けない。
    「K君とは、なんの関係もないです、ただの同僚です、本当です」
    みたいなことを必死で繰り返し言った。小声で。たぶん声震えてたと思う。

    彼女は完全に無表情で黙って聞いてた。
    そして静かに泣いた。
    可哀相になった。
    でも恐怖は消えなかった。



    103: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:15:29.99 ID:I0Bjbm0T0

    ながいよお


    105: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:18:40.92 ID:I0Bjbm0T0

    風呂怖くて入れない



    106: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:20:02.10 ID:d0d45kC50

    彼女は感情の起伏が激しいのだと思う。
    その日はそれで済んだ。
    どうやって帰ったのかはわからない。



    いやほんと長いね。ごめん。
    結論いうと、震災の前まで彼女から電話が来てた。
    無言が多かったけど、たまにごめんて言われたり。
    で、その長い期間で彼女は私が知る限り4回自殺未遂している。
    そのたびKも巻き込まれて、なんやかんやでKもおかしくなってKからも電話が来る。
    それは今もある。
    私は独立して今はフリーだ。
    おっさんからは退社するまでいじめられたw

    まじで長すぎてすまんかったが本当に長い期間の出来事なんだ。
    許して欲しい。では!書き逃げするw



    108: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 05:24:21.78 ID:J2c78330O

    何処が怖いか産業で頼むわorz


    111: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 11:48:40.69 ID:wDZRpH3n0

    こんなに長い話なら中途半端に終わった方がまし


    112: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 17:35:05.56 ID:tCsMHDu50

    大して怖くないんだが実体験語っていい?


    113: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 17:38:30.12 ID:yj/9v9cTO

    アパートに幽霊が出て、調べてみるとそのアパートで昔女性が殺される事件があった
    犯人は当時小5の少年。しかも数十年後に妻と子供を殺害し、自殺した話が怖い



    119: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 19:46:41.07 ID:9DU3NDd40

    地味に怖い話?
    うちのマンションの玄関が人感センサーのライトなのだけど
    家族全員が居間にいるのに、勝手にライトがつくのを
    何度か目撃した

    地味に怖い話?
    その玄関にクロックスを普段履きで出してあるんだけど
    ゴミ出しとかちょっとその辺にって時だけなので
    かかとの部分を常に前に倒しているんだけど
    気が付くと誰かが履いていたかのように後ろに倒れている
    それは片方だけの時もあるし、今日は両方だった…



    121: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/29(木) 22:24:31.97 ID:/ZRdhKHS0
    129: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:24:18.09 ID:YkJgJS6k0

    気付くと真っ暗な世界にいた。
    少しずつ目が慣れてくる。
    ここは・・・見覚えがあるような、ないような。

    ふと、小学生だった頃のことを思い出す。
    そうだ、ここは子供の頃よく遊んだ寺の境内だ。

    すすす、と、衣擦れの音がした。



    130: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:27:15.31 ID:YkJgJS6k0

    何の警戒もせず音のしたほうに向く。
    人がいる。
    シルエットから和装とわかる。
    寺・・・ならば住職か。
    よく通る声が聞こえた。

    「私の名は、阿業山娑形悟」

    あぎょうさんさぎょうご・・・?
    この寺の住職はそんな名だっただろうか。



    131: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:29:09.28 ID:YkJgJS6k0

    かなり暗闇に目が慣れてきたようだ。
    全身黒衣だと思っていたその僧侶は、真っ赤な袈裟を纏っている。
    赤い袈裟など見たことも聞いたこともない。
    なにかおかしい。
    僕はここでようやく恐怖を感じる。
    この僧侶は、自分のよく知る人物ではない。



    132: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:30:59.12 ID:YkJgJS6k0


    「私をご存知か」

    知らないと言葉にしたはずが、声にならない。

    「・・・ご存じないか。では、今宵の夢に伺うとしよう。
     そのときまで気付かぬようなら、連れてゆく。
     気付いたのなら、貴方を諦めよう。その代わり」




    133: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:33:00.38 ID:YkJgJS6k0

    いよいよ袈裟の赤が目に痛く鮮やかになったとき、僕は夢から覚めた。
    白昼夢を見ていたようだ。
    僕は金曜の午後ののどかな公園でベンチに腰掛けていた。
    子供の楽しげな声が響く。

    今夜見る夢。
    気付かなければ。
    連れて・・・



    134: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:36:46.05 ID:YkJgJS6k0



    ああ、解った。


    だが、申し訳ない。
    僧侶の行く先、つまり今夜の夢を誰かに代わってもらわなければならない。

    僧侶は最後にこう言った。

    「その代わり、どなたかに私のことをお話しいただきたい。
     その方も気付くようであれば、それで終わり、私は一人でゆく。
     しかし気付かぬようなら、その方に会いにゆく。そして」


    僕の語るべきことは以上です。



    135: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 00:48:29.63 ID:6nDgE8gX0

    小5の時飼育委員だった
    ウサギと鶏の世話をしていた
    ある時飼育小屋の近くで耳を切られた猫が見つかった
    しばらくして足を一本切断された猫が見つかった
    傷つけられた猫は増えていき、とうとう腹が裂かれた死体が置かれていた

    放課後もう1人の委員がサボり1人で小屋の掃除をしていた
    がさがさと音がするので小屋の外にでると
    学校の裏の普通ならば登ってこられない崖を男が登ってきていた
    フェンスを乗り越え学校内に入ってきた
    背中に袋をしょっていて、その口から草刈り鎌とか鉈みたいなものの柄が覗いており
    袋は赤黒い液体で濡れていた

    男は明るい笑顔で「こんにちは」と言った
    それからの記憶がない



    142: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 19:38:28.59 ID:g2k1G8GLO

    今北産業

    中学時代の恐怖体験語っても良い?
    (´・ω・`)



    143: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 19:49:21.44 ID:PXS0OEh00

    えよ


    144: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 19:54:15.00 ID:g2k1G8GLO

    >>143
    ありがとうw

    私が中2だった時の話します

    その日は中間か期末テストの前日で、私は友人の家て勉強していました




    145: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 20:01:55.52 ID:g2k1G8GLO

    外は雨
    家の中は友人と私だけ

    友人の家は近所だったので、結構遅くまで勉強していた

    すっかり夜になった頃、何故か突然停電した。

    すぐに電気は付くだろうと思っていたけど、何故かなかなか付かない

    まだかなあみたいな会話をしていたと思う

    そんな時、何気なく障子の方を見たら


    障子の向こうに白いモノが見えた



    146: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 20:06:16.11 ID:g2k1G8GLO

    その白いモノはゆっくりと廊下を行ったり来たりしている

    私と友人は言葉を失いながらそれを見ていた

    因みに、友人の家にはネコも何もいない

    だいたい誰も帰ってきていない


    雷が落ち、ピカッと光った

    更にハッキリと見えた白いモノ

    私と友人は悲鳴を上げた



    147: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 20:10:17.70 ID:g2k1G8GLO

    怯えながらも私と友人は障子を開けた



    開けたら



    それは、障子の更に向こう


    窓の外に



    取り込み忘れの、オバチャンのデカいパンツが風に揺られている姿だった



    本当に怖かった




    149: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/31(土) 20:23:17.86 ID:/ksqDff30

    おもしろいと思って書いたんだろうけど…^^;


    157: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/01(日) 10:20:21.94 ID:brFNeCrMO

    昔金縛りによくあった時期があったんだが、からだが疲れてなるやつと心霊てきなやつは明らかに違う。
    よく疲れでなっていたがある日のそれは違った

    中学の頃、部活でその日はサボってみんなで怖い話をしたんだ。gkbrしつつ楽しみそして帰宅。



    158: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/01(日) 10:24:56.95 ID:brFNeCrMO

    帰宅後用があったので間の強い叔母に電話をかけたんだが、混線?雑音で会話にならない。ザーザー雑音となんか違う声が聞こえるきがしたこんなことははじめてだった。
    しかし自分は鈍感なので心霊現象とは結びつけず。
    その日の夜普通にベッドに入って眠りについた
    どれくらい寝ていただろうか夢の途中で耳鳴りがしはじめた
    夢じゃない、めが覚めた



    159: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/01(日) 10:29:46.00 ID:brFNeCrMO

    耳鳴りがしはじめた
    キイイィーン…段々大きく、まさに爆音
    一気に全身がしびれ宙に浮く感じになり息ができない体も動かない。
    次の瞬間なにかが上から乗っかってきた
    腕も押さえつけられた
    身を開けてはいけない、男だ、と何故か思った。
    どれくらいの時間がたったかわからないが気がついたらからだが動くようになっていた。
    怖かった、時計は2時だった
    いつの間にか眠って朝になり、夢だったかな?と思いつつ腕の痛みを感じ
    見てみたら捕まれた四本指のような痣があった。
    その痣は一ヶ月くらいなおらなかった。



    160: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/01(日) 11:19:50.52 ID:Q9qbOXyK0

    四本指のような痔に見えた
    怖かった



    161: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/01(日) 16:06:40.36 ID:xFeE88Hm0

    金縛りじゃないけど、夢を見てる途中、「カリ、カリ、カリ・・」と音が聞こえてきて、その音で目が覚めると、部屋に誰もいないのにすぐそばで、布団を指でひっかくような音(さっきのカリ、カリという音)がしばらく聞こえた。

    音が止んだ後、恐くなって電気をつけたら何にもいなかった。 時計を見たら夜中の2時45分ぐらいだった。

    3週間ほど前の出来事で、1度きりの出来事だったけどいまだに何だったのか謎だった。今までそういうことがなかっただけに結構戸惑った。



    167: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/04(水) 19:56:21.60 ID:I9gjqfARO

    公衆電話から、10円玉で自分の携帯電話に電話をかけ、
    『さとるくん、さとるくん、おいでください』という呪文を唱える。
    その後、電話を切り、携帯電話の電源を切る。
    すると、数日のうちに電源を切ったままの電話にさとるくんから電話がかかってくるのだ。
    はじめ、さとるくんは自らの居場所を告げて電話を切ってしまう。
    しかし、その後何度かさとるくんは電話をかけてきて、その度にさとるくんは徐々に近づいてくる。
    そして最後にはついに電話の向こうからさとるくんはこう言うのだ。
    『今、君の後ろにいるよ・・・・・・』
    この時、さとるくんに質問すれば、どんな質問にも答えてくれる。
    しかし、質問が思い浮かばなかったり、後ろを振り向いたりしてしまうと・・・・・・



    168: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/04/05(木) 14:49:03.92 ID:SmFgwej/0

    お、おう・・・


    35: 以下、名無しにかわりましてネギ速がお送りします 2012/03/27(火) 14:54:32.99 ID:041vBwL80

    【7:46】メリーさんからの着信で起床。「家の前にいる」等とほざいてやがる。おかげで寝起きが悪い。
    【8:02】朝食で使った油の容器にゴキブリが入ってた。気にせず捨てた。今まで気づかなかったことに腹が立つ。
    【8:36】出勤。ダルい。家を出る時に電話が鳴る。うるせぇシカトだ。
    【9:07】車で走っていると、後ろからババアがダッシュで追いかけてくる。アクセル全開で振り切る。アクビが出た。
    【9:30】デスクに向かっている。下を見ると白い手がオレの足をつかんでいる。振りほどき蹴りを入れる。大人しくなった。
    【10:39】窓際に立ち空を眺めていると、女が落ちてきて目が合った。この不細工が。
    【12:24】交差点を歩いてて、すれ違う時に男が「よくわかったな」と言ってきた。黙れ池沼。
    【14:26】携帯に着信記録16件。かけてみる。「わたしメリーさ・・・「伊藤君ちょっと外回り頼めるかい?」「うっす。」
    【16:12】外回りをしているとマスクをした女が声をかけてきた。「わたしきれい?」右ストレートをいれる。うずくまったまま動こうとしない。こっちは急いでるんだよ。
    【17:30】公衆便所に行くと人形が落ちている。「わたしリカちゃん。呪われているの」うるせぇ黙れ。
    【20:32】車で走行中、バックミラーを覗くと上半身だけの女がついてきている。急ブレーキをかけてバンパーにぶつける。もう着いてこないようだ。
    【21:25】帰宅、着信記録が49件。またアイツか。削除。
    【21:42】ベッドの下に男がいたのでボコって追い出した。大の男が泣くな。
    【22:10】メリーさんからの電話に出る。「わたしメリーさん、今あなたの後ろにいるの」後ろは壁だ。
    【23:34】着信がしつこく鳴り響く。電話線を抜いた。
    【23:58】電話線抜いたのにまだ鳴り響く。壊れているようだ。とりあえずぶっ壊す。
    【0:25】就寝。今日一日でかなり疲れた。外から窓をたたく池沼がいる。汚れるからやめろ。中指を立てて見せる。日本はいつからこんなに狂ったんだろう。
    【2:40】急に目が覚める。金縛りのようだ。長い髪の女が天井にへばりついて恨めしそうにこっちを見つめている。だが睡魔には勝てない。
    【3:20】猿夢だ。しかし俺は夢の中では無敵だ。一匹残らず叩き潰す。



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